世界史を動かした思想家たちの格闘を読んで思ったこと
茂木誠さんの
「世界史を動かした思想家たちの格闘」
を読んで思った事。
ヒトの考え方に興味のある方にはオススメの本ですね。面白いです。
有名な哲学者、聞いたことのある思想家の金言が満載で、今の時代を生きる僕らにも刺さってきます。
紀元前から近代の哲学、思想ってあんまり変わらないなという印象も受けました。
これだけ進歩、進化、発展を続けてるのに根っこの道徳観念、つまりヒトとしての在り方は変わらないんだなぁと。
１つ引用させてもらうと
「なぜ中立を認めてくれないのか 、正義はないのか ？ 」と懇願するミロス代表に対して 、アテネの軍使が言い放ちます 。 「正義とは 、対等な相手に求めるもの 。強者は弱者に対し 、命ずるのみ 」 「弱者に妥協すれば 、他国から侮られる 。われらはそれを望まぬ 」
エウリピデス「トロイアの女」のもととなった実話で、2400年前に書かれたギリシア悲劇。
日本人の多くは求めてませんか、中立を！
軍事強化、最新鋭の武器や戦闘機に予算を使うといえば税金の無駄遣いだと言い、
日本政府が米国政府に譲歩しようものならアメリカのいいなりかと言う。
そのくせ北方領土返還、辺野古移設反対、拉致問題解決。厳しいでしょ。 だって
舐められてますもん。
韓国なんてぺろぺろしてきてるでしょ。
しまいにレーダー照射て。俺は今だに悪ふざけの延長だと思ってますよ。
米、露に物申すには「武」
北、韓を黙らせるのも「武」
正義を執行する立場なのか、される立場なのか。
今のままでは後者でしょう。
トランプ大統領が毅然と「アメリカファースト」と言えるのは「武」のバックグラウンドがあるからに他なりません。
マスコミは政府の悪いとこだけ報道、野党と共に重箱の隅をつつきまくる。
民意が大事、民意が大事っていう程、国民が政治に興味ないでしょ。
国民の知恵が政治家を脅やかすようでないと日本の未来は暗いです。
つまり野球観ながら「なんで今の振らないんだヨォ〜」までなら可愛げがあるが「俺ならホームランだったな。」までいくと滑稽という事。
私もビッグマウスはほどほどにしときましょう。
